地震災害が起こったら

避難(在宅避難等)、避難生活

いざ地震災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておくことが大切です。

国土交通省 ハザードマップポータルサイト使い方(操作方法)

地震時の避難順序

東京消防庁では地震時の避難の順序についてホームページに公開しています。

大きな地震が発生し、役所・警察・消防から避難の指示があった場合、あるいは火事が広がって危険になった場合は、小・中学校や近所の公園などの一時(いっとき)集合場所へ避難しましょう。近所の人たちが集まって様子を見ながら集団で行動がしやすくなります。

一時集合場所に行くのが危険であったり、一時集合場所も危険になったりした場合には、大きな公園や広場などの避難場所に避難して鎮火を待ちましょう。避難場所は町会などの単位で割り当てられているので、区市町村などの誘導に従って、指定された避難場所へ避難しましょう。

火事の危険がなくなったら帰宅しますが、家が倒壊・焼失して生活できない場合は、近隣の小・中学校などに開設された避難所に避難しましょう。

地震火災からの避難

地震火災は、1995 年阪神・淡路大震災をはじめ 2011 年の東日本大震災、2016 年熊本地震、2018 年大阪府北部地震等でも発生しています。
火災を認知してから避難行動を開始するのではなく「火を見ず早めの避難」を心がけるようにしましょう。
各自治体では震災時に拡大する火災から住民を安全に保護するために避難所を指定しています。お住まいの各自治体のホームページ等で事前に確認しましょう。

地震津波からの避難

海岸に近い地域では、強い地震(震度4程度以上)を感じたとき、または弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海浜から離れ、急いで高台などの安全な場所へ避難しましょう。

津波に備える・津波から身を守る行動の具体例として、

  1. 危険な場所を確認
    自宅や学校、職場周辺などで津波に襲われるおそれのある場所をハザードマップや周囲の地形から確認しておきましょう。海から離れていても、川に沿って津波が襲ってくることもあります。
  2. 避難場所を確認
    津波避難場所や避難ビルがどこにあるか、また避難経路などを周りの人と確認しておきましょう。避難場所は1ヶ所だけでなく、さらに高い場所にあるところも調べておきましょう。
  1. 訓練に参加しよう
    実際に避難経路をたどってみるなど、積極的に訓練に参加しましょう。
防災・減災の情報⑦

また、安全を確保するための行動として、

津波警報・注意報を見聞きしたり、海辺で強い揺れを感じたり、長くゆっくりした揺れを感じたりしたら、海辺から離れ、より高い安全な場所へ避難しましょう。

  1. 解除まで気を付けて
    津波は繰り返し襲ってきます。津波到達後も津波警報・注意報が解除されるまで気を緩めず、避難を続けてください。津波警報が出ている間は、絶対に戻ってはいけません。
  2. 注意報でも海中は危険
    津波注意報が出ているところでは、海水浴や磯釣りは危険です。ただちに海から上がって、海岸から離れてください。
  3. 正しい情報を入手
    テレビやラジオ、広報車、防災行政無線などを通じて正確な情報を入手しましょう。

在宅避難

新型コロナウイルス感染リスクを踏まえた避難行動として、避難所や避難場所では3密(密閉、密集、密接)により感染拡大が懸念されます。 火災の発生、自宅の倒壊、津波等により危険な状況と判断した場合には、迷わず避難することが大切ですが、一方、自宅が倒壊する危険がない場合や、近隣の火災、浸水、土砂崩れなどの危険がないなどの場合には避難しないで自宅で避難(在宅避難)することが可能です。 在宅避難に備えて食品や簡易トイレ等の備蓄品を準備しましょう。

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内閣府(防災担当)ホームページより

内閣府(防災)、東京消防庁、気象庁の各ホームページの資料をもとに日本地震再保険が作成